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第2回 騎射場のきさき市を終えて

2016.05.16


ご参加いだきましたすべてのみなさまへ

 

このたび、第二回「のきさき市鹿児島騎射場」を無事に終えることができました。
これもひとえに、このプロジェクトに関わっていただいたすべてのみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。そして、お疲れさまでした。

今回のテーマは「Let’s Challenge」、そして「家族」でした。

今回は騎射場公園という公共施設をどこまで楽しめる空間にすることができるのか。
また、人と人とがつながるアットホームな空間をどう仕掛けるのか。
これが、今回の実行委員会のチャレンジでした。

きしゃば公園

結果、普段見慣れたはずの公園が、6時間という短い時間に
どれだけの人に来ていただいたか分からないほどの人であふれていました。

昔はよく見かけた公園にあった土俵。これを今回は再現しました。

相撲2  相撲

たまたまのご縁で地元の居酒屋店長さんが元力士ということが分かり、騎射場公園で相撲の取り組みをすることにつながりました。
ちゃんとした相撲の土俵まではつくることはできませんでしたが、昔やっていた騎射場公園の十五夜の相撲は再現できた気がします。

 

そして、鹿児島大学水産学部の魚食普及サークル「PESCA」と地元飲食店とが商品開発、パッケージデザインをし、「iocco(いおっこ)」という名前で飲食ブースを出店しました。

pesca

「魚の食べ方を売る魚屋さん」というコンセプトで、魚を使った新しい商品「いおっこバーガー(魚のすりみなどが入ったハンバーガー)」、「ぱりっこ(干物のフライ)」を販売し、大人気でした。

公園

さらに、木と木の間でのスラックライン(綱渡り)、昔ながらの紙芝居、ジャグリング(大道芸)、ハンモックなどがあり、公園にいるだけでワクワクする空間になりました。

良き隣人の食卓

音楽を聞きながらみんなで家族のように食卓を囲んで欲しいとの想いより、DJブースも設けて、「よき隣人の食卓」という12mにもおよぶ一直線のテーブルを配置しました。
あたかも大家族がテーブルを囲んで食事をしている光景に感動しました。

出店者さんも今回のために準備を一生懸命されてきていました。

そんな出店者さんにも居心地のいい時間となるよう、出店者とスタッフとがコミュニケーションをとり、一緒にのきさき市を盛り上げられるように気持ちをつくってきました。



のき

のきさきも前回よりも人通りに溢れており、賑わっていました。まち歩きの仕掛けとして「宝探しinきしゃば」という謎解きをしながら騎射場を歩いてもらう企画も大好評でした。

騎射場にある県美容専門学校の学生達にも出店してもらいながらサポートもしていだきました。

騎射場にいながら、なかなか触れ合うことがなかった違う学校の学生達がコミュニケーションを取れる場にもつながったと思います。


一番感動したのは、騎射場公園のクリーンステーション含むクリーン隊のみなさんの動き方でした。

清掃

開催前日には騎射場公園のトイレやレンガなどを清掃し、ゲストを迎えるための準備をしました。

クリーン隊

当日はまち全体をテーマパークとしてとらえ、あたかもここがディズニーランドであるかのように、クリーン隊が一生懸命にゴミを拾い集め、イベントを開催した後のほうが綺麗になるようにという想いで活動していました。

第一回目とくらべてスタッフの数は倍となり、約60名で運営してきました。

特に今回は地元の大学生や専門学生達の熱心なサポートにどれだけ助かられたことか分かりません。
歳は関係なく、同じ目線で話しをし、一緒に同じ目標に向かっていけることに感謝をしつつ、幸せを感じました。

今回、のきさき市に参加してくれた子供たちが将来、「騎射場を自分達も盛り上げたい。」「自分達のまちは自分達でつくる。」と思ってもらえるような地域になるよう願いをこめて、今後ものきさき市プロジェクトをし続けていきたいと思います。

今回携わっていただいたすべてのみなさまに感謝を込めて。

本当にありがとうございました。

スタッフ

主宰 須部貴之