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【インタビュー】酒井先生が巻き起こす騎射場革命

2017.11.25


こんにちは。メディア班最年少ライターのうらなんです!

寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

のきさき市まであと8日となりました!
今回ご紹介するのは、国立大学法人鹿児島大学の酒井佑輔先生です!

酒井先生①

◎酒井先生のプロフィール
新潟出身埼玉育ち
現在、鹿児島大学法文学部
地域社会コース(法経社会学科)において
・地域づくりとNPO
・多文化共生の地域づくり
の講義を担当。
専門分野は
多文化共生、社会教育学


優しくて親しみやすい印象の酒井先生。
大学の先生がどうしてのきさき市に関わることになったのか、興味を持った方も居る
のではないでしょうか?
実は第5回のきさき市のMAP制作にも深く携わっているのです!
そこで、マップを作るに至った想いや経緯を詳しく取材してきました!

↓完成したのきさき市MAPはこちら↓
http://nokisaki-kagoshima.com/contents-5th/#map




では、早速インタビュー内容に入ります!!


U:うらなん
S:酒井先生
※鹿児島大学=鹿大


U:前回(第4回)からのきさき市ボランティアキャストとして関わっていると伺いましたが、きっかけはなんだったんですか?

A:きっかけはですね、今年の「鹿児島移住ドラフト会議」で、須部さん(のきさき
市実行委員長)と真剣にお話しする機会があって、のきさき市を一緒にやってみませ
んか?と誘われたことかな。

騎射場には留学生もたくさん住んでいるから、もっと地域と何かをやっていかないと「災害」が起こったときに助け合えないだろうということを、元々他の先生たちとも
話していてね、だからそこで、やっぱり地域との協力関係というのは必要だよなと思
っていたんです。で、須部さんと会って話をしていくうちに、その課題が一致したと
いうのと、僕は教員として、ちゃんと地域との連携を図れたほうが良いよなという想いがあってね。

酒井先生③

僕が常々思っていたのが、よくある地域関係のイベントっていうのでは学生は労働力
になっちゃう。もちろん人手が足りないからそれも大事なんだけど、そうじゃなくて
ちゃんとこう、人を育てることを意識していきながら、一緒に学生も変わり、僕も変
わり、そうやって地域も変わっていったらすごく面白いな、形よりは大事かなぁと思
っているんですよね。

学生だから若いから甘やかすということではないし、学生から僕らが何も学べないかというとそうじゃない。そこで、お互い学び合える場を大事にしてくれる人を探していて、須部さんの話や考えていることを聞いたらまさにそうだなと思ったんだよね。




U:第5回ではのきさき市のMAPは防災MAPを兼ねたものとなっていると聞きました。酒井先生も一緒に作られたのですよね?

S:そうですね。僕は元々防災関係に問題意識があって、須部さんとの会話のなかで
一緒に防災マップを作るという話になったんですよね。のきさき市のMAPに防災MAPの要素を落とし込む感じで。



今回のMAPは、「留学生とともに」に作ることで「留学生のための」防災MAPを最後まで意識しました。


僕らがイスラムのことを知らないで誤解していて損していることっていっぱいあるんですよ。知らないだけでできてないことがいっぱいある。なんかそこで、歩み寄るきっかけになればなというのがあってね。


まぁでも、なんだかんだ言ってわくわくするというのが一番の理由ですかね(^^)

 

 

U:今後騎射場やのきさき市に期待することはどんなことですか?

S:僕自身がどう関わりたいかというところで言えば、留学生にとって、こういうの
ってすごく経験になると思うんですよ。また、彼等がこれら経験を日本語だけでなく
母国語(多言語)で発信してくれることでさらに情報が広まっていくわけですよね、
それって騎射場にとってもすごく良いことだから、もっと留学生をちゃんと丁寧に巻
き込むことができたら良いかなと個人的には思いますね。あと、地域の人たちともっ
と接点ができていくと、地域の力が深まっていくと思うんですよ。そうしたら災害
が生じたときに助け合える関係ができるのかなって思いますね。

                  

 

U:最後に、今回ののきさき市のテーマに沿った質問をみなさんお聞きしているので
すが、去年のクリスマスは何をされていましたか?

S:仕事をしていましたね。
あ、夜は普通に自宅で妻とご飯を食べました(笑)

 

 

 

インタビューの内容は以上です!

今回のマップ作成はきっと、色々な経験をされたうえに幅広い視野と柔軟な価値観を
持った先生とだからこそ実現できたことだと思いました。

酒井先生や須部委員長を始め、大学生、留学生、作成に携わった方々の沢山の想いが
詰まった素敵なマップで、みんながつながりますように☆(うらなん)

 

 



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