≪キシャバ学園祭の誕生≫
2018.10.16
まずは私たちの街 騎射場について語ろうか
騎射場は
市電が停まり 大学があり
競技場などのスポーツ施設があり
そして
飲食店に囲まれたポテンシャルの高い街
人口分布も面白い
鹿児島大学が近いということもあり
人口の3分の1が学生
街自体は若者で溢れていて
衰退していないように見える
しかし
もともと住んでいる人たちを見てみると
時代の流れに乗って少子高齢化している
昔あった建物もそのものが変わっていたり
人が確実に減っていたりしていることから
少なくとも過疎化はある
といった現状だろう
キシャバ学園祭の誕生
この話は この街に現れた
「のきさき市立キシャバ学園」
の物語である
・・・
さて突然だが「学園」と聞いて
みなさんが想像するものは何だろうか?
私は「学び」「表現」「出逢い」の場
を想像する
のきさき市立キシャバ学園は
みんなが先生 みんなが生徒
年齢や立場なんて関係ない
ある晴れた日の まち歩き では
昔の騎射場の街並みや
今ここで生活している人の様子
木陰にひっそりと潜む石碑
災害時の拠点となる公園
地理・歴史・防災など
みんなで一緒に見て歩いた様々なモノを
「私の騎射場案内」として発表したが
個々に見る視点が異なり
たくさんの発見があった
海が見える学校での合宿では
自分の人生を振り返り
新たな学びを得て
深く相手のことを知った
一緒に食事をとり
一緒に花火をし
一緒に海に行った
そこには
「笑い」があり
「学び」があって
みんなの「絆」を深めた
そこで生まれた今年のテーマ
「学園祭」
誰もが自由に自分を表現し
互いに認め合い
感動を分かち合う
地域へ貢献でき
人々のむすびつきを生む
そんな思いから
「のきさき市立キシャバ学園祭」
は動き出した
ポスター制作では
みんなで創る 学園祭 をどう表現するか
数えきれないほどのミーティングを行った
ポスター撮影はまだ暑い夏の日
小学校の黒板に大きな応援団旗をかかげた
共通点は 赤いTシャツ と満点の 笑顔
小学生や 地域の大人
留学生も一緒になって撮影した
夏の終わり
キャストを迎える決起会
たくさん悩んでたくさん話をし
互いに支え合い迎えた当日は
ワクワク感と適度な緊張を肌で感じた
共通点をみつけあい 緊張をほどき
新たなつながりとチームワークが生まれた
手作り感あふれたマップの制作や
初の試みとなるラジオ番組制作も
今回はみんなで「1から」創っていく
そこにあるのは
出逢い、表現、認め合い、感動
その喜びが未来へ繋がる
みんなを繋げる
6回目の騎射場のきさき市は
「つながりからきずなへ」
君も一緒に“アオハル”しない?
(あとがき)
この約半年間、実行委員としてやってきたこと、大切にしてきた思いを振り返り、ぜひ皆さんに発信したいと思い、物語風にまとめてみました。
これをマップに載せようと思ったのは、マップ作りの終盤のあたり。
今回の騎射場のきさき市のテーマ設定までの動きや、そのあとの活動を写真で説明し、さらに深く楽しんでもらおうと考えました。
こうして形にできたこと、読んでくださった皆様に感謝していきたいです。
ありがとうございました。
制作委員長 平田竜暉
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